「暑さ寒さの彼岸まで」と申しますが、私たちの生活に深いつながりがある「お彼岸」は春と秋に2回あります。春は「春分の日」。秋は「秋分の日」の日を真ん中にして、その前後七日間を「お彼岸」といいます。
国民の祝日に関する法律によりますと
「春分の日」は自然をたたえ、生物をいつくしむ。
「秋分の日」は先祖を敬い、亡くなった人々をしのぶ。と定められております。
春分の日も秋分の日も昼と夜の長さが大体同じで、太陽は真東から上がって真西に沈みます。そして、この時期は気温も暑からず寒からずの好シーズンで、この日をお彼岸の「お中日」といい、全国各地で「彼岸供養」の行事が行われ、それぞれ家族連れでお参りをし、どこの墓地も終日お線香の煙が絶えません。日本で初めてのお彼岸は八〇六年(大同元年)に行われました。このとき、早良親王(天平勝宝七五〇年~?追称は崇道天皇ですが皇位継承をしていないため、歴代天皇には数えられていません)の怨霊を鎮めるために、春、秋とも七日間にわたって「金剛般若経」を読誦し、供養したと「日本後紀(平安前期の歴史書)に記述されています。
今月のお寺行事
春季彼岸法要 3月21日(祝)
午前9時~10時 永泰寺
午前11時~12時 精明院
午後1時 景福寺
三ヶ寺親睦ゴルフ 第25回春の親睦ゴルフを5月31日(金)
ウエストワンズカントリー倶楽部にて開催予定